2012年10月24日

アル・ケッチァーノ 奥田政行 【マグロとトマトのヅケ / ツナとキュウリのスパゲッティ】

イタリアンシェフ奥田政行さん。今年1月スイスで開催された世界の要人知識人が集まるダボス会議、その食事会の総責任者を務め、さらに、5月から行われた韓国麗水万博では日本政府主催の夕食会を監修。そして、日本食材の安全性をアピールするためにバチカン市国でローマ法王に食材を献上するシェフにも選ばれました。

日本では、山形県の食材にこだわったレストランを銀座に開き、東京ソラマチにあるレストランもプロデュース。まさに最も注目を集めるシェフです。

■ マグロとトマトのヅケ

【材料】(1人分)

アル・ケッチァーノ  奥田政行 【マグロとトマトのヅケ】ニンニク  1片
マグロ  150g
塩  少々
トマト  1個
エクストラバージンオリーブ油  大さじ1


【作り方】

1.ニンニクをラップにこすりつける。
2.マグロのさくをペーパータオルで拭き、両面に塩をふる。
※ ドリップを拭きとらないと、生臭みの原因になるので、拭いてから塩をふる。
3.トマトの皮をむいて一口大に切る。むいた皮をマグロのさくにはりつける。
※ トマトの皮と実の間に旨みがあるので、皮の内側をマグロにくっつけるように置いてマリネする。
4.1.に、トマトの実の部分を敷いて、上にマグロのさくを置いて包み、12時間冷蔵庫で保存する。
5.ラップから取り出したら、マグロのさくからトマトの皮を取り除き、一口大に切る。
6.お皿に、5.と漬けに使ったトマトとは別のトマトを盛り付けて、オリーブ油を回しかけたらできあがり。

ねっとりして、生ハムのような食感になり、うまみが凝縮します。
酸味、ほんのりトマト味のするマリネです。
漬けに使ったトマトは、捨てるかもしくは、ソースなどに、使ってください。

奥田シェフ
「色の法則っていうのですね。同じ色が必ず同じ何かのものを持っているので、これを合わせていくと全部手をつないでいく。人間でいうと同じ共通の話題を持っている友達みたいな。」

赤いトマトとマグロの組み合わせは相性もいいです。


■ ツナとキュウリのスパゲッティ

キュウリと相性抜群ツナパスタです。
みずみずしいきゅうりと手でよく絞ってパサッとしたツナ、反対のイメージの食材は、お互いを引き立てあいます。味付けは、パスタをゆでるときの塩のみですが、調味しなくても、美味しくいただけます。

【材料】(2人分)

アル・ケッチァーノ  奥田政行 【ツナとキュウリのスパゲッティ】パスタ  160g
オリーブ油  40cc
ニンニク  2片
赤トウガラシ  1/2本
キュウリ  2本
イタリアンパセリ  1/2パック
ツナ缶  160g
ショウガ  少々
エキストラバージンオリーブ油  大さじ1

【作り方】

1.お湯の2%の塩を入れて、パスタを茹でる。
2.フライパンにオリーブ油を敷き、潰したニンニクを加え、弱火で熱を通す。
3.キュウリの皮をむいて千切りにし、実の部分は様々な形に切る。
※ きゅうりの皮は苦味があるので、皮だけ加熱します。実の部分は、そのままで甘く美味しいので、加熱しません。様々な形に切ると、よく噛むことにもつながり、美味しく感じられます。
4.ニンニクがほんのりと色づいてきたら、濡らしタオルでフライパンを冷まし、ここに赤トウガラシ、キュウリの皮、みじん切りにしたイタリアンパセリを加え、茹で上がったパスタとからめる。
5.4.を皿に盛り付け、3.と、手でよくしぼったツナ、せん切りにしたショウガをのせ、エキストラバージンオリーブ油をまわしかけたらできあがり。

■ アル・ケッチァーノ
〒997−0341 山形県鶴岡市下山添一里塚83
電話:0235-78-7230
定休日:月曜日・月1回火曜日

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